

carmen@state opera prague と
タトゥー (作:デーア・ローアー/演出:岡田利規/舞台芸術:塩田千春) について
carmenの舞台の地面は部分的に回る.
丸く回る舞台の部分に 3/4の円を描いて 太い柱が立ち並ぶ.
同じ舞台で 同時に 人はそれぞれ 自分の場所で 自分のことをしている. 同時多発的に.
舞台上では同じ柱でも 話の流れによって隠れる場所にもなるし、入り口にもなる
話が進むテンポと 舞台が回るテンポ 柱の後ろにダンスしている人のテンポ いくつかのテンポが同時に共存する.
それぞれが自分の メトロノームをもっているかのように.
(そういえば、Kate McIntoshのendingもそうだった)
見ていると 少し五月頃に見たタトゥーを思い出した。
すごく感動した劇
あのとき舞台の地面はとまっていた
でも数えきれない糸が ときどき動き
例えば 窓がおりてきたり ドアがおりてきたりする
それもごく自然な感じで
絵になる舞台は とまっているようで 動いていた
そこが正統派オペラとの一個目の違いなのかもしれない
carmenでは あれは舞台が動くことは予測できるし、 動いたらどうなるかも想定できる しかも動いているのがとても明らかである
tattooは地面はとまっているし 動きは上下移動のみ
でも同時多発性 と いろんなテンポの共存はとても似ている
ただtattooではそれが 役者の不思議な動きに現れたり、役者のしゃべる速度にあらわれたりするから アブストラクトさが残る
オペラではそれは symbollicな行動だったり commonな行動だったりするから テンポの違いがあまり強調されない
**オペラは非日常なもの(shiny+gorgeous)のなかで どこか とても日常的な物語がある
tattooでは日常的なもの(aged+grandmumhouse的)のなかで どこかとても非日常的な物語があった